みなさんはクラウドファンディングという言葉をご存知でしょうか。クラウドファンディングとは、新製品やサービスの開発などの目的のために、不特定多数から資金を集める行為、もしくはそれを行うことができるインターネットのサービスのことを指します。近年、国内でも注目されつつあるクラウドファンディングの特徴やメリットを紹介します。まず、クラウドファンディングには、寄付型、投資型、購入型の3つのタイプがあります。

寄付型は、文字通り出資金を寄付するため、支援者に対して金品等のリターンは発生しません。投資型は、支援者が起案者に出資を行い、そのサービスや製品の利益の一部を出資金額に応じて配当金として受け取ります。最後に購入型は、出資した製品やサービスが出資金額に応じて手に入るというもので、国内で最も採用されているタイプです。クラウドファンディングの起案者のメリットは、インターネットを利用すれば、サービスや製品の開発資金を世界中の人から集めることができる点です。

また、開発段階から支援者と交流することができるため、細かなニーズや要望をサービスや製品の開発に生かすことができます。一方、支援者のメリットは、自分が共感できたり、今後成長していく可能性があると感じたりする製品やサービスに、手軽に少額から出資ができる点です。さらに、購入型の場合は、自分の気に入った製品やサービスを支援額に応じてリターンとして受け取ることができる点も魅力となります。